2008年10月23日木曜日

ウジェーヌ・イザイ

ウジェーヌ=オーギュスト・イザイ(Eugène-Auguste Ysaÿe, 1858年7月16日リエージュ - 1931年5月12日ブリュッセル)は、ベルギーのヴァイオリン奏者、作曲家、指揮者。ヴァイオリニストとしては、アンリ・ヴュータン、ヘンリク・ヴィェニャフスキの指導を受けて才能を伸ばし、その高い技術で多くの聴衆を惹き付け、ヴァイオリン音楽に大きな影響を与えた。

作曲家としてはヴァイオリンのための曲を残しており、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを強く意識した無伴奏ヴァイオリン・ソナタがよく演奏される。

ヴァイオリンにおけるビブラート技法を確立した。
イザイ弦楽四重奏団は自身が設立した。
イザイ国際コンクール(エリザベート王妃国際音楽コンクール(1951-)の前身)は彼に因んでいた。
無伴奏ヴァイオリンソナタは高い演奏技術を要求されるため、しばしばコンクールの課題曲にされる。


主な作品

子どもの夢(rêve d'enfant) (ヴァイオリンと管弦楽のための) 作品14
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品27 (1924) : 6曲それぞれ別のヴァイオリニストに捧げられており、彼らを意識して書かれている

第1番 ト短調 (献呈: ヨゼフ・シゲティ)
第2番 イ短調 (献呈: ジャック・ティボー)
第3番 ニ短調 「バラード(Ballade)」(献呈: ジョルジェ・エネスク)
第4番 ホ短調 (献呈: フリッツ・クライスラー)
第5番 ト長調 (献呈: マチュー・クリックボーム(Mathieu Crickboom, イザイの弟子))
第6番 ホ長調 (献呈: マヌエル・キロガ(Manuel Quiroga, スペイン出身の演奏家))
無伴奏チェロ・ソナタ 作品.28(ガスパール・カサドの依頼により作曲、彼に献呈されている。)
ヴァイオリン協奏曲のカデンツァも多い。(ヴィオッティ)


Eugene Ysaye plays Mendelssohn 1912


Eugene Ysaye Plays Mendelssohn Concerto (mov. 3)


Eugene Ysaye Plays Vieuxtemps Rondino

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